様々な業種で大きな問題になっている納期遅れ&長期化。
今回は、自動車業界に関係する問題点をピックアップします。
この記事を読めば、今納車待ちで長期間お待ちいただいているお客様、これから車を購入しようと考えているお客様にとって有益な情報が手に入ります!
それでは早速見ていきましょう!
まずは
・シンプルに長期間の待ち時間が辛い
管理人は注文したらすぐに欲しいタイプなので、Amazonの下僕と化しています😅
とはいえ自家用S660を購入した際、6月に注文し納車が翌年4月初旬だった経験はあります。
日常使いしない特殊な車種と理解して購入していますし、日々の生活に支障もなかったため、のんびり待つ事ができました。
しかし、正常な納期で2〜3週間、少しレアな車種なら2〜3ヶ月掛かるかな、といった状態が基本だった新車納期。
半導体不足発生からじわじわ延び始め、直近の上海ロックダウン発生後は3ヶ月〜半年、車種によっては年単位に突入しています。
人によってはこれが非常に辛い…。新車を買ったら乗りたいのが人情というもの。
また、営業スタッフ側からしても、お待たせする申し訳なさや、書類の整え辛さなど、弊害しかありません。
・車検期限の問題
これは結構切実でして、車検が近くなり購入を考える方が多いため、車検期限が間に合わない問題が頻発しています。
短い期間ならば代車で対応も可能でしたが長期間に及び、かつ複数のお客様に対応していくとなると、代車の台数的にも現実的ではなくなってきました。
そのため、車検費用を抑えて継続車検を行い納期を待ちつつ、下取り時に回答金額を引き上げるという『荒技』の提案も含め検討をせざるを得ませんが、車検に不適合状態だったり、下取り額を引き上げる事自体が難しい低年式車も…。
・下取り価格の問題
車検問題ともリンクしますが、納期が長期化すると下取り価格が変動します。
これがまた厄介な事に、納期遅れと中古車相場が連動しているため、成約時と入庫時の相場に大きな隔たりが出るケースも頻発しています。
昨年末から年初にかけては成約時よりUp⤴️するケースが多かったのですが、露×烏問題が勃発してからは輸出されていた車種のDown⤵️が目立ちます。
今後さらに読めなくなっていくでしょう。
これらの現実的な問題を踏まえて、ユーザーの皆様が出来る対策は…
①希望車種を明確にし早期に注文する
これが今出来る最も現実的な対応かなと考えます。
車種によって納期に相当な開きがあるため、事前に情報を確認。
車検期日に捉われず、次に欲しい車を見極め発注しておけば、律儀な日本車メーカーは確実にご注文の新車を届けてくれます。(外車メーカーによっては注文と異なる仕様になる事もあるそう)
デメリットとしては、納期待ちの間に全くの新型がデビューする可能性がある事。
また、購入車種の年次改良モデルが出る事なども考えられます。
ご自身の生活環境が変わり、希望車種が変わる可能性もあり得ますね。そんな方には…
②中古車をチョイスする
納期がネックになる方は、割高な買い物にならない様気を付けつつ中古車をチョイス。
先日Upした記事をぜひ参考にされてみてください。
https://tokati-zu-car.com/used-car/
当然ながら新車販売が捗っていないので、高年式車の中古車はタマ数も少なく、あっても割高なケースが目立ちます。
信頼できる販売店を選びましょう。それでも選びきれないあなたには…
③購入時期をずらす
これはメリットとデメリットが背中合わせのため、万人向けではないかもしれません。
お使いの車種が古かったり、調子が悪いなどの場合はもちろん厳しいですし、そもそもこの納期遅れがいつまで続くのか全く不透明なため、購入するタイミングを逸するだけになる可能性も。
ご自身の状況を踏まえ、慎重に選択を。
いかがでしたか?東日本大地震の時にも一部納期遅れはありましたが、今回程大規模で先行きが不透明な納期遅れは、正直初めて。
管理人としては1日でも早い問題解決に向け、業界だけでなく日本、そして世界が一丸となって乗り切らねばならないと痛感する日々です。
それでは今日も安全運転で、行ってらっしゃい👋
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