大きな台風や、線状降水帯でのゲリラ豪雨など、予想外の雨で浸水や地震による津波・高潮による浸水など、日常的に自動車が水に浸かる場面を見る機会がありますよね。
外から見ている分には『あらら、大事になってるな…』ですが、愛車がそんな状態になると『あぁ…どうしよう…』と頭を抱えるハメになります。
そんな水害・冠水時に自動車でやってはいけないNGアクションをご紹介します。
この記事を読めば、その対策と修理に関する事までチェックしていただけます!
水害発生時
水害の定義は台風・越水や堤防決壊による洪水、高潮・津波など
冠水前の対策
・災害発生が予測される場合、低い場所に愛車を駐車したままにしない。
災害発生前に行っておくべき事になりますが、住宅環境や駐車場所のリスク把握は超重要です。
よく言われる『ハザードマップ』を参考にするのも良いですね🍀
・冠水している場所を走らない。
当たり前ですが、自動車は川を走るように作られてはいません。
なので、降雨など上からの防水性能は高いですが、下から染み込んで来る上昇水には非常に弱いです。
仕方なく走る必要がある場合は、とにかく無理をしない事。
排水溝やマンホールなど、水没していると道路はリスクだらけ💦
水位が浅くても強力な浮力が発生するため、自動車といえど簡単に足元を掬われます。
途中で冠水した場合も、可能な限りエンジンは切らないで下さい。
マフラーから水が入り、エンジンに到達すると致命的な故障をする可能性があります。
※ハイブリッド車やEVの場合、感電リスクが飛躍的に高まります!
取り返しの付かない事になりますので、くれぐれも冒険心を出さないで下さい💦
冠水中にすべき事
車両に乗り込んでいる場合は、車ごと流されるリスクもあります。
みるみる濁流状態になる前に、なるべく早く高台へ避難しましょう。
冠水状態によってはパワーウインドウが開かなくなる場合もあるため、セーフティーハンマーを常備しておくのがオススメです。
ホンダでは2530円で販売していますので、最寄りの販売店にご注文ください!
ちなみに、ドアガラスは一点に力を集中すれば比較的簡単に割れます。
この際、間違っても映画のようにフロントガラスを割ろうとしてはイケマセンよ!
思ったように割れず、痛い思いをするだけです💦
冠水後の対応
シートの高さまで冠水した車両は、基本エンジンを掛けないで下さい。
上記の通りエンジン内部に水と異物が侵入し、致命的な故障の原因となります。
手持ち無沙汰かもしれませんが、販売店やロードサービスの救援を待ちましょう。
フロアまで換水した車両は、そのままにしていると物凄く臭くなります😥
車両の電装が生きているなら、ウィンドウを開けて少しでも換気しておきましょう(エンジンは掛けないで)
修理して乗り続ける場合は、この初動が大きな違いを生みます。
ただ、冠水車の修理は、かなりリスクが高いです。
修理そのものと言うより、修理後の故障のリスクと言うべきですね。
洪水にしろ津波にしろ、キレイな水ではありませんから、金属部品の錆を誘発したり、電装品への時限爆弾になるリスクを多分に含んでいます😥
救いの手『車両保険』
ここまで冠水によるリスクを紹介してきましたが、そんな大きなリスクからあなたを救う存在、車両保険をご紹介します!
『車対車+限定危険』or『一般保証』
どちらでも補償可能!
しかも、1等級ダウン・事故あり期間1年で使用可能!
長期3年契約ならば、実質ノーカウントのおまけ付き😊
自然災害は地震・噴火を除いた台風・洪水・落雷・竜巻など幅広く対応可能。
車両年式に対応した補償金額や免責金額など、設定すべき重要な項目があります。
あなたに必要な補償を、しっかり見極めてくれるアドバイザーを選びましょう!
まとめ
いかがでしたか?
冠水は自動車にとってまさに地獄の一丁目。
『しまった!こんなハズじゃなかった!!』とならない様、また不測の事態に備えられる様、必要な知識を持っておきましょう😊
近いうちに、自動車に関しての災害対策をもう一つ紹介したいと思っていますので、ご期待ください🍀
それでは今日も安全運転で、行ってらっしゃい👋
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