分かりやすさ最優先!ハイブリッド解説!(ホンダ車編)

豆知識

早いもので、衝撃のプリウス登場からハイブリッド車の歴史も、約25年。
ずいぶん一般化したと思いますが、それでも今ひとつよく分かっていない方も多いことでしょう。
実際『ハイブリッドって充電しないといけないの?』という質問も未だに結構頂きます(^^)

この記事では、そんなハイブリッド車(ホンダ車のみ)の仕組みを、分かりやすくお伝えしたいと思います。

コンセント充電が必要なものはプラグインと呼ばれています。

ホンダのハイブリッド

現在採用されているホンダ車のハイブリッドシステムは大きく分けて二種類。

・e:HEV(イーエイチイーブイ)

・i-DCD(アイディーシーディー)

仕組みを細かく語ると眠気を誘います(笑)ので大まかに。

e:HEVは2モーター方式

本田技研工業(株)様 HPより引用 https://www.honda.co.jp/tech/auto/powertrains/ehev.html

エンジンは発電機として駆動し電気を発生。
リチウムイオンバッテリーに充電を行い、起こした電気で駆動用モーターで走行します。
もちろん家庭でのコンセント充電などは不要です。

特徴は街中でのほぼ全域をモーターのみで駆動するので、低燃費なのに実はパワフルです。

e:HEVで最新のセッティングとなります!

継ぎ目のない滑らかな加速が特徴で、クセが少ないため乗り手を選ばない特性になっています。

また、モーターが苦手とする高速域では、エンジン動力を直接利用しモーターと合わせ技(ハイブリッド)で走行。
エンジンが少しでも休める状況なら、積極的にエンジン停止&発電し、充電を行います。
少しでも直接的なエンジンの燃料消費を減らす様、キメ細やかな制御を行なっています。

i-DCDはシングルモーター方式

デュアルクラッチトランスミッションと呼ばれる、ツインクラッチミッション内部にモーターを組み込み、ギヤの切り替わりを利用してモーター走行を可能にしています😅

本田技研工業(株)様 HPより引用 https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/performance/driving/

エンジン動力と回生での発電により、e:HEV同様に外部からの充電は必要ありません。
ですが、このミッション、非常に複雑な構造のため簡単に説明する事が難しいんですね(苦笑)

1〜7速のギヤを有し、その片側のギヤのみにモーターを装備。奇数ギヤ利用時のみモーター走行を可能としています(ちょっとなに書いてるのか分かんないですねbyサンドイッチマン)

先代フィットハイブリッドから採用され、フリードハイブリッドやレジェンド、2代目NSXにも採用されました。
小型車から大排気量車にも対応できる柔軟性と、その変速の速さ&ダイレクトさを武器に、世界の名だたるスーパースポーツカーにも使用されています。

デメリットとして、日本の様な高温多湿&渋滞過多の使用条件では、その性能を存分に発揮し辛い事が挙げられます。
ミッションが必要以上に高温になったり、交通状況的にギクシャク感を感じやすかったりするためです。

ハイブリッドの燃費を更に伸ばすためのテクニック

まとめ

 いかがでしたか?
詳細解説はメーカーさんのHPにお任せしますが、イメージとしては掴んでいただけたでしょうか?

昨今SDGsへの取り組みが声高に叫ばれ、二酸化炭素排出低減や排気ガスのクリーン化に拍車がかかっています。
ホンダもそれに倣い、EVのラインナップを増加させると大々的にアナウンス済み。

しかし、管理人は電動化一択の流れにはやや懐疑的なスタンスです。
以前のコラムでも書いたのですが、燃料には各々の得手不得手があります。
限られた資源を大切にと言うのであれば、これらの得意を上手に組み合わせて、一つの事に依存しない体制を構築する事が、重要なのではないかと考えています(決してそれしか正解が無い、とは思っていません)

難しい問題ですが、みんなでアイデアを出し合い、少しでも良い環境を子供達に遺していきたいですね🍀

それでは今日も安全運転で、いってらっしゃい👋

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