前回の記事では車両保険は必要か?について取り上げました。
管理人の回答としては、地域性と購入車両の金額によるという見解をお伝えしました。
都市圏で公共交通機関が発達している地域の方は車を持たない、保険も最低限で備える(利用頻度が低いため事故のリスクが低い)などが可能になりますが、地方住まいの方には自動車はライフライン。
失われるといきなり日々の生活に支障が出ます。ある程度の備えは必要ですね。
前回の記事内でも少し触れましたが、昨今の板金状況も含めて、一般車両保険を使うべき損害金額の判断が難しくなっています。
それでは早速その金額をお伝えしましょう。
ズバリ『10〜15万円以上』が目安となってきます(管理人の経験則&年間保険料次第で変動します)
例えばお客様の保険料が、一般車両保険込みで7万円だったとします。
自損事故10万円の損害が発生したため、車両保険を使用した場合、翌年以降の保険料が約10万円まで引き上げられます。
1年契約の事故ありペナルティは3年間継続しますので、ざっくり考えるとトータルで約10万円保険料が上がることとなります。
そうすると自損事故での損害金額と保険使用後の合算保険料がほぼ同額になってしまいます!
これでは自費で修理したのと変わらないですね💦
しかも事故ありペナルティは最大6年まで持ち越されますので、運悪く事故が連続した時など、長期間に渡り保険料が高くなってしまいます。
ちなみに管理人はお客様へ車両保険を勧める際、一般条件メインではお薦めしておりません。
自損事故は少額修理が大半を占めますので、せっかく保険を掛けて頂いているのに使用に躊躇する場面が多いからです。
しかしながら、過去に自損事故で全損経験がある方や、夜勤など睡眠不足のよる居眠り運転のリスクが高い方など、なるべく積極的にオススメしておきたい方が一定数いらっしゃるのも事実です。
ここで、そんな一般車両保険を、少しでも使いやすくするテクニックをご紹介します!(車対車+限定危険(エコノミー型)でもおススメ)
それは『長期契約』に切り替えること。
例えば3年契約であれば、事故後満期が来るまで等級は変動しませんし、ダウンする等級も本来の3等級ダウンから1等級ダウンへ。
事故のペナルティである事故あり係数も、3年から2年へと減算されます。
さらに1等級ダウン事故に至っては、ノーカウントとなりダメージがなくなるおまけ付き!
支払い方法を口座振替orカード払いにする事で、年ごとの保険料支払いが可能。
申込時に長期契約で!と言うだけの簡単切り替えです😊
とまぁ、一般車両保険の利用をあまり積極的にオススメしない主旨のご紹介でしたが、他車の損傷や物損を伴う事故の場合は、保険利用の有無を検討する余地はありません。
少額の場合でも意外に交渉は面倒ですし、相手によっては信じられない無理難題を主張してくる場合もありますので、安易な直接示談は絶対に『NG』。
まずは一度、保険会社や代理店の方に相談をおすすめします🍀
やはり信頼できるスタッフにしっかりと相談して内容を決めることが重要ですね。
いかがでしたか?今後、一般車両保険を利用いただく際の参考にしていただければ幸いです。
それでは今日も安全運転で、行ってらっしゃい👋
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