誰かに教えて欲しい!アイドリングストップ質問箱!

豆知識

アイドリングストップが普及し始めて、はや10年以上経過しました。
当時も今と同じようにガソリン高騰のあおりを受け、少しでも燃費を向上させる技術として導入されました。
ただ、ハイブリッドモデルの普及や、技術の進化でアイドリングストップを採用せずとも、搭載車と同水準の燃費を確保できるとし、あえて非採用としたガソリン車種も出てきています。

とは言え、まだまだ標準装備も多い機能ですね。

以前一度紹介したアイドリングストップですが、日常的にいただくご質問も沢山ありますので、この記事ではそれらの代表的な質問にお答えします💡

アイストクエスチョン

アイドリングストップしなくなったんだけど?

いきなり複数の原因が考えられますが、

・バッテリーの劣化

・バッテリー電圧が一時的に低下している

・水温が十分に上がっていない

・車内・車外の温度差が大きい   など

第1世代のNシリーズでは、短距離走行を繰り返すとコンピューターにその記録が書き込まれ、アイドリングストップを抑制する場合がありました。
最近ではその機能はあまり搭載されなくなっています。
また液晶パネルが進化し、アイドリングストップしない理由が表示されるようになったのも大きな変化です⤴️

最近はたくさんの情報表示が出来る様になっています。

アイドリングストップしなくなったら即交換した方がいいの?

結構難しいところでして、車両のコンピュータがバッテリーを診断し、アイドリングストップの可否を決定します。
そのため、バッテリーテスター上は健全診断が出ても、アイドリングストップをしなくなる場合があります。

車両の整備管理をこまめにできる方ならば、寿命ギリギリまで使うことも可能です。
Nシリーズであれば、新車から4〜5年目にかけてがボーダーラインとなります。

ただアイドリングストップしない分、多少は燃費が落ちるため、どちらがコスパに優れるかという問題は、ご自身の走行ペースなどでご計算下さい。

そんなに頻繁にエンジンのオンオフをしてセルモーターは壊れないの?

故障が全くないわけではありません。
経年劣化で始動音も大きくなってきます。

管理人のお客様でも再始動に支障をきたすケースも経験しました。
劣化不良が発生したら、基本的に部品交換が必要です

普通のバッテリー使えないの?

使えますが、要のアイドリングストップは行えません。
また、電圧が不足し寿命も少し短くなるようで、コスパが悪くなるためお勧めはしていません。

最近種類が増えすぎて、覚えられなくなりました(苦笑)

自分で換えてもいいの?

使われているバッテリーを間違えずに選択出来ていれば、普通のバッテリー交換と大きな差はありませんのでDIY可能です。

感電のリスクがあるので、くれぐれも注意!

ただ、アイスト搭載車は年式ごとに適用バッテリーが異なる場合もあり、それなりのリスクはあります。

バッテリーがお高いんじゃない?

ホンダでは、Nシリーズならば通常軽規格10,000円のバッテリーが15,600円なので、そこまで極端ではありません。
お値段が多少高くなる分、寿命は長い傾向です。

しかし、小型車用はそれなりにお値段が上がってしまいます。
メーカー・車種ごとにかなり値段の幅があるため、事前にしっかり確認されてください。

アイドリングストップでガソリン節約になるの?

これは意外と返答が難しい質問です。
街中での使用がメインの方は多少なりとも。

時間の経過と共に節約が積み上がっていきます

郊外、高速メイン使用の方はほとんど誤差の範囲になるかもしれません。
とはいえ、再始動時に使用するガソリンも節約出来る構造ですから、ストップ&ゴーが多い場所では効果があると思います。

管理人が伝授、使える豆知識

ホンダ車では停車時のブレーキの踏み込みを調整すれば、アイドリングストップを作動させずに停車する事も可能です。

イメージとしては踏み込み量の半分より、少しブレーキを踏んでおくイメージ。
慣れるとその状態を維持できます。

また、アイドリングストップ中にハンドルを回すと、任意タイミングで復帰出来ます。
右折レーンですぐに動きたい時などに活用できます。

スズキさんのアイスト搭載車は、ブレーキを踏み足すと復帰できる車種もある様です。

メーカーごとの差異は工夫の賜物

まとめ

いかがでしたか?
アイドリングストップは勝手にやってくれるため、あまり意識しませんが意外と奥深い機能です。
年式、車種ごとに機能も異なりますから、詳しくは購入したお店・担当スタッフさんに聞いてみるのも面白いと思います🍀

自分には無理!という方、ぜひ活用ください😊

それでは今日も安全運転で、行ってらっしゃい👋

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