最近の板金修理が高額な理由

豆知識

皆さん、板金修理と言うとどんなイメージをお持ちですか?職人さんが凹みをカナヅチでトントンって感じでしょうか?

いえいえ、もうそれは過去のもの!(全部ではありませんよ笑)今や板金修理は交換修理が一般的となっています!(もちろん普通にトントン修理も有ります)

そんな板金修理事情を少し解説してみたいと思います。

この記事を読めば、なぜ最近の板金代金が高騰傾向なのかが分かります😊

実際はハケでは塗りません(笑)

まず現在販売されている自動車は、目一杯軽量化されています。

何故なら一昔前では考えられなかった様な安全装備がてんこ盛りのため、従来の方式で製造すると戦車(言い過ぎ)の様に重くなります。

そのため軽くできる部分をなるべく増やそうと、各メーカーは努力に努力を重ねています。

使用されている鋼板はより薄く、硬くなっているため、一度損傷するとなかなか元通りに成形を行うことが困難となりました。

この辺りが板金業者さん泣かせな訳ですね😢

高騰する鋼板を避け、軽量化がてらにバンパーや、リアゲート、フェンダーなどの部品が樹脂製というメーカーさんも出てきています。(安全面の不安もあり管理人的には賛同しかねますが…)

部品交換作業が増加し、部品代も高騰傾向。修正作業減少に伴い板金業者さんの作業工賃収益も減少と、いい事なしですね。

そこに追い打ちをかけるのがメーカー側の特殊溶接の採用で、新たな機材の設備投資がなければ元の状態を再現できないという近況。

例えば二代目Nシリーズではシームレス溶接という、パネルの継ぎ目を露出させない工法が採用されています。

主に屋根と側面を繋ぐ天井部分に使用されていますが、事故による損傷で屋根部分に歪みが出ると修理、交換が出来なくなるとのことです(業者さん談)

なので損傷の過多によらず、全損扱いになってしまう訳です。これに伴うトラブルも実際に弊社で起こりました。

ケース:側面からの大きな衝突でルーフが歪み、全損認定となったものの、車両保険の金額不足でクレジット契約分を相殺できず。

板金業者さんが降参し修理不可、クレジット相殺新車代替えも出来ずかなり揉めた結果、廃車し保険金内で購入できる車に代替え、残ったクレジットを払い続ける結果になったと記憶しています。

いやぁ、板金事情・任意保険の内容が不味かった不幸なケースとはいえ、同僚営業スタッフもかなり苦渋の決断を迫られていましたね…。

こちらを参考にされてみてください

管理人を含めた営業スタッフは、こういった最近の事情を踏まえつつ最適な提案を心がけています。

中には単価アップのみを目的としたスタッフも存在するかもしれませんので、鵜呑みにしてくださいというつもりは毛頭ありませんが、金額が高いからというイメージだけで一蹴するのは、実はリスクを抱える事になるかもしれません。

いかがでしたか?最近の板金金額が高騰する理由や、業者さんごとの価格差が大きい理由が少し掴んでいただけたのではないでしょうか?

シンプルに、安く直す事が絶対に悪い訳ではありません。目的に合わせた修理を念頭に置いてご相談くださると、とてもお話が捗ります🍀

それでは今日も安全運転で、行ってらっしゃい👋

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