新車を購入しようと検討されている皆様に、多大なご迷惑をお掛けしている納期遅延問題。
この記事では、現在までの状況と車種・グレードによる納期の違い、そして今後の展望と売れ筋車の納期を、管理人がわかる範囲でまとめています。
納期問題
世の中全体が影響を受けている問題、おさらいです。
なぜ起こった?
以前の記事にも書きましたが、国内の半導体工場火災に端を発しました。
加えてコロナ禍での巣篭もり家電需要の高まりに、長きに亘る半導体の争奪戦が始まります。
長引く禍中での度重なるロックダウン、トドメの様なウクライナ紛争によるエネルギー問題と、まさに立て続けのアクシデントでした😥
車種・グレードで納期の違いはなぜ起こる?
ホンダ車では、ヴェゼルが突出して納期が遅く、上位グレードの『PLaY』は7月末に一台数限定の受注を行いましたが、実質停止状態にまで追い込まれています。
この事象の原因は、グレードごとに異なる部品に使用される半導体不足だと思われます。
また、2トーン仕様なども元々の生産枠が少なく、オーダーが集中すればあっという間に納期が長期化する傾向にあります。
各社苦心されている部分でしょうが、ホンダでは2トーン仕様はN-BOX・N-ONE位しか残っていません(2022年8月末現在)
2トーン仕様や、レアなグレードを希望されているお客様は、事前に販売店へ要確認です!
完全に解消するのはいつ頃?
こちらの記事でも触れました。
お待たせしているお客様、本当に申し訳ございません😣
これはもう、国内の半導体製造工場が稼働するタイミング待ちかと思われます。
直近の工場稼働は2024年とも言われていますので、あと一年は渦中が続きそうですが、1日も早い回復を願って止みません。
まとめ・主だった車種の納期
いかがでしたか?
売れ筋車種の納期で具体例をお伝えできるのが…
NーBOXの通常タイプは、2〜3ヶ月程度と比較的納期が安定しています。
ただ、2トーン仕様のコーディネートスタイル/スタイル+ブラックは新規注文だと3月中旬~の到着。
(注:販売店によって在庫・仕入れ状況が異なる場合があります)
間もなくマイチェンを迎えるフィットe:HEV、新規オーダーは既4月中旬まで延びています(汗)
ガソリン車の新規オーダーは、なんと6月中旬!
発売前の段階でこの納期、今後を考えると頭が痛くなりそうです😥
(注:販売店によって在庫・仕入れ状況が異なる場合があります)
マイナーチェンジ直後のフリードも8月中に納期が長期化。
理由は、全国の大型販売店が仕入れで生産枠を抑えたため。
売れ筋のハイブリッドモデルは、お盆後の新規オーダーで5月中旬の納期が出てきています。
ガソリン車は生産状況が改善し、年初出荷まで納期が早まった様です
地域によって、仕入れ済み販社だと納期は短くなりますので要確認。
(注:販売店によって在庫・仕入れ状況が異なる場合があります)
デビューから大人気のステップワゴンe:HEVも、新規オーダーで4月中旬〜へ突入した様子。
ガソリン車も新規オーダーは3月~へ一気に長期化。
販売店在庫も、ほぼ無い状況と思われます。
(注:販売店によって在庫・仕入れ状況が異なる場合があります)
上記のヴェゼルe:HEVも、Zグレードは新規オーダーでR5年11月~!!/(^o^)\
ガソリン新規オーダーR5年6月~や、ハイブリッドXグレードはR5年4月~と大きく変動しています。
(注:販売店によって在庫・仕入れ状況が異なる場合があります)
この大幅な遅れは、8月に本田技研から発表された『工場の生産能力調整』のためだと思われます。
販売店ごとの仕入れ、在庫状況で大きく異なりますので、商談毎時にしっかりとご確認下さい。
詳細はタイプ/カラーによっても異なるため、モデルごとの正確な納期は販売店へお問い合わせ下さい
(2022年8月31日執筆時点)
それでは今日も安全運転で、行ってらっしゃい👋
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