ごあいさつ
明けましておめでとうございます!
ちょうど一年前にスタートしたブログ
『Carライフお役立ち情報』ですが
昨年は大変お世話になりました!
本年も引き続きご覧いただけている事に、心から感謝です!
今年は仕事も忙しい一年になりそうですが、マイペースでも着実に更新していきますので、ぜひお役に立てていただけると幸いです!
それでは本編スタートです!
数少ない強制保険
世の中には様々な保険がありますよね。
健康保険やがん保険、養老保険や国民健康保険、火災保険や地震保険、自動車任意保険など多岐に渡ります。
しかし国保を除き基本的に加入は任意であり、補償が必要な保険を選択して加入するといったスタンスです。
しかし!自動車間連で加入が義務付けられている保険があります。
自動車損害賠償責任保険(通称自賠責)
今回はその自賠責について、知っておくと役立つ知識をご紹介します!
自動車損害賠償責任保険(通称自賠責)とは?
日本国内で自動車を使用する際は、必ず車検を取得しておく必要があるのですが、その車検を受けるために必要(セット)なのが自賠責保険です。
また、自動二輪にも自賠責保険が必要であり、250cc超の自動二輪は自動車と同じ様に車検期間、それ以下の自動二輪は使用期間に応じた加入が義務付けられています。
補償内容はどうなっている?
自賠責保険の主だった補償内容をご紹介すると、
対人死亡補償:最高3000万円
対人後遺障害:最高4000万円
傷害による損害:最高120万円
ここで注目すべきは
・対車両・対物への補償が無い
・対人補償額に上限がある
・自身・自分の車両への補償が無い
対車両・対物・対自身・自身の車両への補償が一切無いため、自賠責のみの加入だととてつもないリスクを抱える上、対人補償の上限が低いため補償額が大幅増加した場合、賄い切れなくなります。
ちなみに、死亡事故によって発生する補償金額は、年齢や職業により1億円を超えるケースも散見されます。
補償額が不足した場合でももちろん請求されますので、あなたの人生を破綻させないためにも任意保険への加入をオススメします。
↓↓愛車の損害に備えるためにこちらの記事を参考に!↓↓
加入しないとどうなる?
自賠責保険を無加入状態で運行すると、ズバリ罰則があります!
50万円以下の罰金
一年以下の懲役
に加えて
6点の減点
免許停止
なんと、懲役刑になる可能性がある訳ですね(汗)
また、当然の事ながら被害者(相手)への補償が全て実費賠償となるため、金銭的に余裕のない方は一発で詰みという可能性も秘めている訳です。
ちなみに、死亡事故等を起こし支払いが出来ない…となった場合、分割払い→自己破産→訴訟を受ける→強制執行の様な流れとなります。
未加入はもちろんの事、有効期限切れ(車検切れ)なども同じ扱いとなります。
『車検の切れている車両を車検受けのために整備工場に乗っていく』←OUTですのでご注意を!!
↓↓車に関するトラブルマイスターJAFさん、車検切れ車両は対応できません↓↓
自賠責保険の請求方法
実際に事故が発生後、自賠責保険を利用する際の流れを見ていきましょう!
分かりやすいグラフを引っ張ってきても、ややこしい…😅
実はこの流れ、原則となっています。
任意保険に加入している方が90%超のため、民間の損保会社が代行し請求を処理しているケースがほとんどです(10%の未加入が恐ろしいとも言えますが💦)
任意保険に未加入だった場合、これらの手続きを自分で行う必要が発生します。
加害者が被害者に損害賠償金を支払った後に保険会社に請求する加害者賠償と、加害者からの賠償が受けられない場合に被害者が直接請求を行う被害者請求があり、非常にレアケースでしたがどちらもかなり煩雑だった記憶があります。
まとめ
いかがでしたか?
今回は自賠責保険の役割・補償内容・無保険時の罰則・請求の流れをご紹介しました。
自動車や自動二輪を乗っているあなたも、実際に自賠責保険証書やその約款をじっくり読み込んだ事はないと思います。
エラそうに説明を書いている管理人も、取扱業務や請求業務を行う事は少なく、今回調べていくうちに目からウロコである内容も数多くありました。
これらの内容をしっかり把握し日々のカーライフを過ごす事が理想…ではありますが、しっかり覚え切れないのも現実でしょう(苦笑)
そのため、万が一の際でも万全な内容の提案を行ってくれる、信頼できる保険代理店から任意保険を加入しておく事、とっても重要ですね🍀
それでは今日も安全運転で、いってらっしゃい👋
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