タイヤを2倍長持ちさせるため絶対にやるべき4つの事!

トラブル回避

さて、今日はタイヤのお話。
実は自動車のタイヤって、わずかハガキ4枚分で地面と接しています。
そんなごく僅かな接地面で、1トン〜の重い自動車を支えているんですね。
なのでとっても大切なんです!(当たり前)

乗り心地やロードノイズ(騒音)なども当然新しいほど良好で、古くなるとゴムの劣化が激しくなり、硬くなったりひび割れたりします。
また、タイヤの横を見ていくと、スリップサインと言われる小さな三角が刻印されています。
そのライン上に交換目安となる1.6ミリの高さがあり、交換時期がわかるようになっています。
(下回っていると車検が通りません)

スリップサイン位置
こことタイヤ面が均一になったら交換!
こちらの記事ではチョイス時のポイントを解説

タイヤの長持ちのために気をつけるべき4つの事

ここからは具体的にタイヤを長持ちさせる方法を見ていきましょう!

指定空気圧を維持すること

空気圧調整はガソリンスタンドに立ち寄った際に自分でも行えます。
スタンド店員さんにお願いすると、頼んだこと以外に、あれもこれもと交換を勧めてくれる事も多いのでので気をつけてください(笑)

運転席ドアを開けると柱の所に指定空気圧の記載があります。
記載された数値より20kPa位高めに入れておくと燃費の向上と2ヶ月位は良い感じで走れます。
空気圧は自然と抜けていくため、こまめにチェックを。

自分でエアチェックを行う際のポイントが分かります!

タイヤの側面を擦らないこと

タイヤの側面は実はとってもデリケート、縁石で擦ると簡単に裂けてしまいます。

こんな小さな傷でペシャンコに…

画像の様に目視でほぼ確認出来ない様な小さな損傷でも、パンクに繋がります。
側面はパンク修理が出来ませんから、まだ残り溝のあるタイヤでも交換の憂き目に💦
駐車する時に縁石や突起物に寄せすぎないように気をつけて。

パンク状態で運転しないこと

パンクした状態で運転するとタイヤの寿命を大幅に縮めます。
画像の様にペチャンコならば乗り込む前に気づくかもしれませんが、タイヤはその内部構造上、釘が刺さっても直ぐにペチャンコにならないことも多いです。
その状態で走り続けていると、空気圧の低下により偏摩耗が発生したり、最悪バーストのリスクも。

こまめに空気圧をチェックしていたら『この一本だけ低いな?』と気づくことができます。
タイヤの厚みが少ない扁平タイヤも増えており、ぱっと見での判別がとても難しくなっていますから、気になるようならディーラーなど、信頼できるお店でチェックしてもらいましょう。

もし画像の様な状態になっていたら、JAF・ホンダトータルケア・任意保険のロードサービスに救援要請を行いましょう!
間違ってもその状態で走行してはいけません。
タイヤはもちろんの事、ホイールや足回りに損傷を与えさらに高額な修理が必要になるかも😰

ローテーションすること

最後は1番効果的な長持ちさせる方法、タイヤのローテーション(前後交換)です。

最近の車はほぼ前輪が仕事をしていますから、ローテーションをせずに使用していると前輪だけ早く磨耗します。
そのため前後を入れ替えてあげるとタイヤの摩耗が均一になり長く使用することができます。
またタイヤ交換時に四本同時に交換となるため、性能差が出ず安全性も向上します。

ただ、この作業は自分で行える人は少ないと思います。
何故なら前後のタイヤの入れ替えなので、画像の様に車を持ち上げる必要があるからです。
緊急用のジャッキで作業は中々難しく、かつ最後の増し締めにトルクレンチなどを使用しないと、締め不足や、締め過ぎなどで危険になります。

ですので、ディーラーでの一年点検や車検整備時についでに行ってもらうのがベターです。
大抵のディーラーでは、整備士さんが最適な判断をしてくれますから、定期点検の重要性がよく分かりますね。

タイヤをキレイに保つと車全体がキレイに見えます

まとめ

さて、長持ちさせる方法をいくつか挙げてきましたが、

そもそも年間一万キロも乗らないよ

という方もいらっしゃるでしょう。

その場合、タイヤの溝は残っているのに写真のようなひび割れが出てくるケースも。
タイヤはゴムですから、劣化が進むと硬化しひび割れてきます。
その状態で高速道路を走行したら、最悪バーストなどの可能性も…。

タイヤが本来の性能を発揮出来るのは3年くらいと言われていますから、あまり古くなる前に交換を検討するのも安全に繋がります。
ちなみに、直射日光が当たらなければひび割れの劣化はかなり抑えられますよ。

それでは今日も気をつけて、いってらっしゃい👋

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