新型『WR-V』を営業スタッフが解説!

新車情報

SUVにあらねば車にあらず!
SUV全盛時代の現在、各メーカーからありとあらゆるSUVが販売されています。

ホンダも例外ではありません。
日本での販売が終了したCR-V、新型は世界中で大人気!
世界戦略車のヴェゼル、シビックベースのZR-V、日本では販売していないパイロットやパスポート、HR-Vに加え、ホンダの高級車ブランド、ACURAも加えるとRDXやMDXなど枚挙にいとまがありません。

そんな群雄割拠のSUV市場に日本仕様にカスタマイズされた一台が登場します!

『WR-V』

引用:本田技研工業(株)HP

車情報に詳しい方は『あれ?WR-Vってこんなデザインだっけ?』
そう思ったそこのあなた!
間違いなく情報通です!

引用:アジア経済ニュース

東南アジアで発売されている上記の画像がWR-Vを名乗っており、管理人も少し前までこちらが出るもんだと思ってましたw

引用:Response

しかも!インドを中心に発表されたグローバルSUV『エレベイト』、名前こそ違いますが間違いなく新型『WR-V』…
ややこしいわ!と声を大にしてメーカーさんにお伝えしたい!(苦笑)

そんな新型『WR-V』
現在販売されているヴェゼルとの違いはどこにあるのか、分かりやすく解説します!
この記事を読めば、ヴェゼルとの比較で購入を迷っている方に必ず役に立ちます!

小型SUVが出る!と散々聞かされていた、我々スタッフ。
車体寸法を見てズッコケました😅

『長さも幅もヴェゼルやん!』

そうなんです!全長-5mm以外ほぼ同サイズ。逆に全高は70mmも高くなる!
2台並べると逆に大きく感じるんじゃ?ともっともな感想が噴出。小型とは一体?(笑)
ただ、フェンダーアーチが全車無塗装樹脂パネルのためタフな印象が強く、サイズ以上の住み分け感が出来ているとも感じます。

引用:本田技研工業(株)HP
引用:本田技研工業(株)HP

近年のホンダ車では珍しい、ガソリン車一本の設定となります。
なぜハイブリッドの設定がないのか?
これには2点の明確な理由がありました。

・車両販売価格を抑えるため 
近年の値上がりトレンドに流されないため、コストカットのためにシンプル構成にしています。
・ヴェゼルとの住み分け
上記の項目でサイズはヴェゼルとカブっていると紹介しましたが、ヴェゼルのガソリン仕様のスペックともカブっているのです。(実はヴェゼルのガソリン仕様、しれっと受注終了。部品供給の問題との事です)

引用:本田技研工業(株)HP

グレード構成はヴェゼルやZR-Vと似たX、Z、Z+の3グレード
シンプルですが分かりやすいですね😃

流石に新型モデル、直近のトレンドはしっかり抑えています。
共通装備
・ホンダセンシング 近距離ブレーキ装備
・前後パーキングセンサー
・ホンダコネクト+ナビパッケージ デジタルキーまで対応
・フルLEDヘッドライト
・テレスコピック&チルトステアリング
・パドルシフト
・前席用サイド+サイドカーテンエアバッグ
・フルオートエアコン+リアベンチレーション
・充電用USBジャック TYPE A
・フロントドア・スーパーUVカットガラス

引用:本田技研工業(株)HP X アグレッシブ!


Xグレード
・ファブリックアームレストコンソールボックス
・16インチフルホイールキャップ

引用:本田技研工業(株)HP Z アルミホイールで一気にオシャレ♪

Z・Z+グレード共通
・プライムスムースコンビシート
・本革巻ステアリング&セレクトレバー
・プライムスムースアームレストコンソールボックス
・リアセンターアームレスト
・パーセルカバー(荷室カバー)
・オートリトラミラー
・17インチアルミホイール
・LEDフォグライト

引用:本田技研工業(株)HP Z+ シャープシルバーのアクセントがGood!

Z+専用装備
・Z+専用エクステリア(ブラックフロントグリル・シルバードアモール・シルバー塗装ドアガーニッシュ)
・シャープシルバー塗装ルーフレール

基本装備はXでも充実。
Zで上級装備、Z+は外装のコーディネート中心といった印象です。

WR-Vの最大の魅力と言っても良いでしょう!
スタートプライスは200万円台前半から!?という時代を考えると破格の設定!
グレードと装備の差こそあるとはいえ、N-BOXカスタムターボが約210万円の設定であることを考えると『車格ヒエラルキーとは一体?』と感じてしまいますね。

オーディオレスながら上位モデルで250万円までに抑えるらしく、期待大です!

これはもう『あなた次第』!

スタイリッシュで流行りのSUVスタイル&パワフルかつ低燃費2モーターハイブリッドをラインナップするヴェゼル。
無骨さを漂わせつつ様々に使い倒せる良い意味での割り切り感、そしてガソリン車のみのラインナップで割安価格を実現したWR-V。

『どちらが好み?』
で選んで間違いないと思います。
車格感、車内のゆったり感、格納方法こそ異なりますが荷室の使い勝手も互角に近い、となればデザインや活用シーンに合わせて選んで良いと言うことですね🎵

ちなみにあなたの年間走行距離が1万キロを超えるならば、ヴェゼルe:HEV(ハイブリッド)がおすすめになります。
やはり2モーター式ハイブリッドシステムの低燃費性能、侮れません!

年間走行÷燃費×(高知の直近平均レギュラーガソリン)
10000÷15km/L×170円=113,333円 WR-V平均燃費
10000÷20km/L×170円= 85,000円 ヴェゼルハイブリッド平均燃費

差額は年間28,333円×10年=283,330円となります。
当然走行距離が多くなればその分ガソリン代の差も広がりますから、ここはしっかり計算しておきたい所です。

発表は12月1日、発売は4月を予定しています。
この辺りはZR-V方式ですね。納期が長期化しない事を願います💦

冒頭に記載通りインドで発表された『エレベイト』ベースだけあり、生産はインドで行われるとの事。
インド生産が破格のバーゲンプライスを実現できた要因なのかもしれません。

ここで!海外生産に不安をお持ちの方!安心してください!
現在までにアコード・インスパイア・MDX・フィットアリア、最近ではシビックハッチバックや先代シビックタイプRなども海外生産でしたが、大きなトラブルはありませんでしたので安心してチョイスください。

引用:本田技研工業(株)HP 歴代Rにも海外出身がチラホラ
引用:本田技研工業(株)HP デカ過ぎたMDX


あえてデメリットを挙げるならば納期が少し長めというくらいですが、納期長期化がデフォルトの現在、さほど問題にならないと思います。
また、管理人個人の感想として、車内のニオイが国産車と異なる場合が多いです。
使用されている接着剤などの違いがあるのでしょうが、海外生産を鼻で感じる瞬間です(笑)

いかがでしたか?

SUV市場も成熟し更なる多様化が見られます。
そんな中、今回発表された『WR-V』はホンダの今後を示唆する重要なモデルだと捉えています。

気軽に選んで遊び倒す!安定した下取り相場を活かし乗り換えも!

皆様にとってそんな『新しい車の乗り方』を体現する一台になる事を楽しみにしています♪

それでは今日も安全運転で、いってらっしゃい👋

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